亀頭増大(ヒアルロン酸)の効果はどれくらい続く?費用と注意点を解説
包茎手術のカウンセリングで、「一緒に亀頭増大もどうですか」と案内されることがあります。 ヒアルロン酸による亀頭増大は、どれくらい効果が続き、費用はどう決まるのか。注意点も含めて、落ち着いて整理します。
亀頭増大は、亀頭にヒアルロン酸などを注入して、ボリュームを出す施術です。 見た目の悩みに対する施術なので、保険は使えず、自由診療(全額自己負担)になります。
「受けたほうがいい」「受けないほうがいい」という話ではなく、どんな施術で、何に注意すればよいかを知ったうえで、自分で判断できるように整理していきます。 この記事は、主に成人の方に向けた内容です。
亀頭増大(ヒアルロン酸注入)とは
亀頭にヒアルロン酸を注射で入れて、亀頭を大きく、ふっくらと見せる施術です。 ヒアルロン酸は、もともと体の中にもある成分で、顔のしわやほうれい線の治療などにも広く使われています。
- 切らない施術:注射で入れるため、メスは使いません
- 時間がたつと吸収される:体の中で少しずつ分解・吸収されるため、効果は永久ではありません
- 溶かす薬がある:ヒアルロン酸は、専用の分解酵素を注射することで溶かせるとされています。仕上がりに不満がある場合の選択肢になりますが、対応しているかどうかは院によって異なります
包茎手術とは目的が違う施術で、包茎そのものを治すものではありません。 包茎手術の術式については包茎手術の種類についての記事をご覧ください。
効果はどれくらい続く?
ヒアルロン酸による亀頭増大の効果は、おおむね半年〜1年ほどが目安とされることが多いです。 ただし、持続期間は次のようなことで変わり、個人差があります。
- 使うヒアルロン酸の種類(長持ちしやすいとされる製剤もあります)
- 注入する量
- 体質や代謝
効果を保ちたい場合は、定期的に追加で注入することになります。 その分、1回あたりの費用だけでなく、続けた場合の費用も考えておく必要があります。
なお、「長持ちする」とうたう製剤や、ヒアルロン酸以外の素材を勧められることもあります。 長く残るものほど、しこりなどのトラブルが起きたときに対処しにくいという面もあるため、持続期間の長さだけで選ばないことが大切です。
費用の決まり方
費用は、注入する量(cc)と、使う製剤の種類で決まるのが一般的です。
- 1ccあたりの料金:院や製剤によって幅があり、1ccあたり数万円ほどの院が多く見られます。長持ちをうたう製剤は、より高く設定されていることがあります
- 総額:何cc入れるかで大きく変わります。比較サイトや広告の「〇〇円〜」は最低量の料金であることが多く、実際の総額は数万円から数十万円まで開きがあります
- 追加でかかる費用:麻酔代や、効果を保つための再注入の費用がかかる場合があります
表示価格だけで判断せず、「何cc入れる予定で、総額はいくらか」を見積もってもらいましょう。 安さを強調した広告の見方は費用相場についての記事、保険診療と自由診療の違いはこちらの記事で解説しています。
施術の流れとダウンタイム
施術そのものは、短い時間で終わることが多く、日帰りで受けられるのが一般的です。
- 麻酔:注射の痛みをやわらげるため、麻酔クリームや局所麻酔を使う院が多いです。麻酔については麻酔の痛みについての記事で解説しています
- 当日〜数日:腫れや赤み、内出血が出ることがあります。仕事や日常生活は、当日から再開できることが多いとされています
- 入浴・運動:シャワーは当日〜翌日、湯船や激しい運動は数日〜1週間ほど控えるよう案内されることが多いです
- 性行為:院によって異なりますが、1〜2週間ほど控えるよう案内されることが一般的です
目安は院によって違うので、必ず医師の指示に従ってください。 包茎手術と同時に受ける場合は、包茎手術のダウンタイムに合わせることになります。詳しくはダウンタイムについての記事をご覧ください。
起こりうるトラブル
注射とはいえ、医療行為なので、次のようなトラブルが起こる可能性があります。
- 腫れ・内出血・痛み:多くは時間とともに落ち着きます
- 凹凸・左右差:ヒアルロン酸がかたよって、表面がでこぼこに見えることがあります
- しこり:注入した部分が硬く触れることがあります
- 感染・炎症:赤みや痛みが強くなる、熱をもつなどの症状が出ることがあります
- アレルギー反応:まれに起こることがあります
- 血流への影響・感覚の変化:入れる量が多すぎた場合などに起こりうるとされています
強い痛み、色の変化、腫れがひかないなどの症状がある場合は、我慢せず、すぐに施術を受けた院に相談してください。
ヒアルロン酸以外の方法
亀頭増大には、ヒアルロン酸のほかにも、次のような方法を案内している院があります。
- 脂肪注入:自分のお腹や太ももなどから脂肪をとって、亀頭に注入する方法です。定着すれば長く残るとされますが、定着の具合には個人差があり、脂肪をとる処置も必要です
- 吸収されにくい素材の注入:長持ちをうたう素材もありますが、トラブルが起きたときに取り除くのが難しい場合があります。どんな素材を使うのか、何かあったときにどう対応するのかを、必ず確認してください
どの方法にもメリットと注意点があります。「長持ちするから」という理由だけで選ばず、取り除けるかどうか、トラブル時の対応まで含めて比べましょう。
包茎手術と一緒に勧められたら
亀頭増大は、包茎手術のカウンセリングで、セットやオプションとして案内されることがあります。 同時に受けると通院が一度で済むという面はありますが、次の点は落ち着いて考えましょう。
- 本当に必要か:包茎手術と亀頭増大は目的が違います。自分が悩んでいるのが、包茎なのか、亀頭の大きさなのかを分けて考えましょう
- その場で決めない:「今日決めれば安くなる」と言われても、すぐに契約する必要はありません。持ち帰って考えたいと伝えて大丈夫です
- 総額を確認する:包茎手術の料金に、亀頭増大の分がいくら上乗せされるのかを確認しましょう
後悔しないクリニック選びのポイントはこちらの記事でもまとめています。
カウンセリングで確認したいこと
- 使うのはヒアルロン酸か、それ以外の素材か。製剤の名前は何か
- 何ccを入れる予定で、総額はいくらか(麻酔代などを含むか)
- 効果はどれくらい続く見込みか。再注入するときの料金はいくらか
- しこりや凹凸が出たときに、どう対応してもらえるか(溶かす処置ができるか、その費用は)
- 医師がカウンセリングと施術を担当するか
早漏の改善をうたって案内されることもありますが、早漏の原因はさまざまで、効果には個人差があります。 早漏と包茎の関係はこちらの記事で解説しています。
よくある質問
まとめ
ヒアルロン酸による亀頭増大は、切らずに亀頭のボリュームを出せる施術ですが、効果は時間とともに吸収され、おおむね半年〜1年ほどが目安とされています。 費用は注入する量と製剤によって決まり、続ける場合は再注入の費用もかかります。
包茎手術と一緒に勧められても、その場で決める必要はありません。 自分の悩みに本当に必要な施術かを考え、総額やトラブル時の対応まで確認したうえで、納得して選びましょう。