「包茎を治せば、早漏が治る」そう思った事はないですか?早漏には“過敏性早漏”と“心因性早漏”、“衰弱性早漏”と3つのタイプがあります。特に過敏性早漏の場合、包茎と早漏には深い関連性があります。早漏を改善するには、自分がどのタイプか理解し、適切な対策をする事が大切です。
こちらの記事では、3つの早漏タイプとその改善法について解説していきます。
早漏になる原因は十人十色ですが、大きく分けると「過敏性早漏」と「心因性早漏」「衰弱性早漏」の3つのタイプに分けられる事がわかります。
ここではまず、それぞれの早漏のタイプについて解説します。
過敏性早漏とは、ほんのちょっと刺激を受けただけですぐに射精してしまう状態のことです。従来、射精には性的な刺激を脳が受け取ってから射精の準備が始まるため、すぐに射精してしまう事がありません。
しかし『過敏性早漏』の場合、脳で性的刺激を感じる前に脊髄にある射精中枢が反応してしまうため、挿入と同時に射精したり、何度か腰を振っただけでも射精してしまいます。特に普段、亀頭が包皮に覆われている場合、陰茎が刺激になれていないため過敏性早漏になりやすいといわれています。
心因性早漏とは、実際に刺激を受けていなくても、想像や妄想のみで射精してしまう状態。本来であれば、性的行為で徐々に気持ちを高め合い射精します。しかし過去のトラウマや、以前、早い段階で射精した経験など、不安な事があると交感神経が活性化して興奮状態になりやすく、射精しやすくなります。
主に、過去のトラウマやストレスで発症しやすいですが、精神的な不安や自信のなさを改善する事で解消できます。
衰弱性早漏は年齢を重ねることで筋力が衰え、射精を我慢できなくなる事で起こります。人間、歳をとればあらゆる筋力がおちてきます。それは射精を我慢する筋力「射精管閉鎖筋(射精をコントロールする筋力)」も同じです。
この筋肉が衰え始めると、これまで我慢できていたところで射精を我慢できず、射精時の勢いも弱まりだらっとした発射になりやすくなります。主に40代〜50代の男性に多く、学者やエンジニアなど運動が日課になっていない方に起こります。
以上のような早漏の種類からも見てわかるように、早漏になるには原因があります。逆にいうと、この原因を改善させることで早漏を改善する事ができます。直接、包茎とは関係ない事もありますが、包茎であることによって刺激に弱かったり、精神的にコンプレックスを抱えている方がいらっしゃる事も事実です。
これらの事を踏まえますと、早漏は以下の方法で改善できる事があります。
1.包茎を治すこと
2.トレーニングをすること
3.コンドームを分厚くする
それぞれ解説します。
過敏性早漏の場合、外的刺激に慣れる事で早漏を治せる事があります。包茎の方は普段、包皮によって守られているため、亀頭が直接何かと擦れる事がありません。陰茎の神経が敏感になっており、ちょっとした刺激でもすぐに射精してしまうことがあります。
そのため、包茎手術をして亀頭を常に露出している状態を作る事で、陰茎を徐々に刺激に慣れさせる事ができます。包茎で早漏な方は、手術をする事でこの状況を改善できるかもしれません。
早漏を治すにはトレーニングが必要です。先に述べたように早漏の原因は、包茎だけではありません。状態、精神、筋力、と複合的な要素が相まって早漏になります。
そのため、早漏を改善するには射精をコントロールするトレーニングが必要です。具体的には「オナニーをする際、射精の直前に寸止めする」という行為を繰り返す事でペニスを性的刺激に慣らし、射精をコントロールできるようにします。包茎を治療した後、この感覚を意識する事で、包茎だった時の癖を改善させる事ができます。
(※ただし、過度に行った場合は、遅漏の原因となる場合がありますので、医師に相談のもと適切な頻度で実施するようにしましょう。)
性行為時に分厚いコンドームを使う事でも早漏対策ができます。単純に包茎を治したり、トレーニングをするだけでは早漏が改善されない事もあります。そんな時は、性行為時に使うコンドームを厚くする事で刺激を減らし、射精を遅らせる事ができます。
包茎を治療すれば早漏が治るというわけではありませんが、早漏になる原因の1つをなくす事はできるかと思います。特に包茎の場合、陰茎が刺激に慣れておらず、過敏性包茎になりやすくなります。
もし、包茎が原因で早漏になっている方は、包茎を治療した後、トレーニングする事で早漏の体質改善の第一歩を踏み出す事ができます。早漏が治れば、夜の営みも安心して楽しむ事ができますね。